聖和幼稚園の沿革
HISTORY
本園は、区内唯一のプロテスタントの教会の幼稚園として、1952年(昭和27年)に創設され、その後、1954年(昭和29年)に都より認可されました。
当地に移る前は、墨田区の鐘淵紡績にて日本の幼児保育に多大な貢献をしたキュックリッヒ女史による鐘淵幼稚園をその前身としており、すでに卒園児のお子様が、第二世代、第三世代として在園しています。
キリスト教保育を中心に据え、「神に仕え、人に仕える」ことを目標とし、常に子どもの目の高さで物事を考え、見る保育を心がけています。
方針
POLICY
「キリスト教の信仰に立って、自主性のある子ども、思いやりのある子どもを育てる」ことを目的としています。
そのために園のたてたカリキュラムの中で教師との人間関係を重んじるとともに、子ども相互のあそび、人間関係を大切にした保育を行っています。
わたしたちの目指すもの
OUR IDEAL
礼拝を大切に考えています
幼稚園の設置者は聖和教会です。日曜日の礼拝を大切に考え、日曜日にイエスさまを礼拝することによって一週間をスタートします。
礼拝によって子どもたちは、「神さまがわたしたちを愛し、 守って下さっている」ことを知り、他のひとりひとりも同じように愛されていることを知り、 仲良くすることを学び、困っている人、苦しみ悲しんでいる人を助け、慰め励ますことのできる「人間」として成長するのです。
わたしたちは、幼な子を神さまから託された子どもとしてお預かりし、また、子どもひとりひとりが神さまから愛されているかけがえのない一人として生きること、そして、他の人も愛せるようになることを願い、キリスト教を土台とした保育を行います。
信仰をみなさんに強要することはありませんが、日曜日の礼拝に出席するようご案内しています。日曜日は、保育日数に入っています。聖和教会教会学校教育の中に組み入れて行います。土曜日はお休みです。統一協会、エホバの証人とは関係ありません。
わたしたちの保育
子どもたちは、命を受けたその時からご家族の愛に包まれすくすくと成長します。
やがて3歳の頃になると、身近な家族から、さらに友達に興味を示しはじめ、社会への小さな一歩を踏み出します。
当園では、「心を育てる」 ということを中心に、 ①思いやりを育てる、②自主性を伸ばす、③創造性を養うことを目標に掲げています。
そのため、子どもの遊び、そして、子ども同志の関わりを大切に考えた保育を行っています。
子どもの遊びを大切にします
子どもたちは、遊びの中で実に多くの事を学びながら成長します。遊びを自由に展開することで、 自分で考え、決断し、選択を行い、自然に責任を担うことや様々なルールを身に付けていきます。 自由に遊ぶことは、放任したり自分勝手にさせることではありません。 遊びながら子どもたちは、個性を発揮し磨き合います。遊びの中で生まれてくる子どもの考え、発想を大切に、子どもの可能性を大切にしたいのです。
遊びにも色々あります。ごっこ遊びや、砂、泥遊び 遊びの中に無限の可能性が秘められています。目に見える形だけでなく友だちの遊びをそっと見て満足する遊びもあります。
大人になって忘れてしまったこともまだ子どもの世界では失われていない世界が遊びの中にあるのです。
縦割り保育を大切にしています
縦割り保育も聖和幼稚園の特色です。
縦割り保育だからこそできることがあり、幼児期には、そのことが大切だと考えています。
違う年齢の子どもたちが一緒に育つ中で、教えてもらったり、助け合ったりとそれぞれが全力で密度の濃い関わりをもっています。
友だちとの関わりを通して、ひとりひとりがかけがえのない存在であることを知り、自然と自立と助け合うことを学んでいます。
その経験は、子どもたちの将来に生きると考えています。
必要に応じて、同年齢ごとの活動も行っています。
一つ一つの関わりを大切にします
幼児期は、人間形成において土台作りの時です。この時期にたくさん遊び、そして、人とかかわることによって、心が豊かに育てられ、自分を生かし、相手を生かす人になってほしいと思っています。
でも、思いやりの心、また、自分の思いを表現できること、これは、段階を経て、積み重ねていくことによって育ちます。この時期にしっかりとした土台を作らなければならないのです。幼児期は限られています。いま一番大切にしなければならないものを身につけることが出来るように手助けをしています。
自由を大切に考えます
わたしたちは、自分で考え、決断し、 選び取り、責任を負うことを自由の前提と考えています。子どもが考えている時に、「早くしなさい」 というような言葉を使わないように気を付け、「何を考えているの?」と尋ねます。子どもの答えに素晴らしいひらめきを感じることもあります。園で、家庭で、彼らの自由な一人格としての成長を大切にしたいと思います。
家庭との協力
幼児教育の特質から、家庭の協力は最も大切です。ご家庭と幼稚園が一つの心で子どもの教育に取り組む時、子どもの新しい発見に目をとめることができます。共に協力して、元気な子どもの成長の道を追い求めたいと願っております。良いパートナーとして共に考え、大事なお子さまの成長を追い求めましょう。
幼稚園では母または両親の教育講座を随時開きます。
保育時間
月曜日 | 9:00~11:30 |
火~金曜日 | 9:00~14:00 |
給食・弁当
弁当 | 火曜・水曜 |
給食 | 木曜・金曜 |
預かり保育
曜日 | 火曜~金曜 |
時間 | 8時~9時/14時~17時 |